絵本選びの参考書6

今日もクレヨンハウス絵本Townから、続きをメモしておきます

たべもの絵本
インタビュー 中川李枝子さん(なかがわりえこ
北海道生まれ 保育士として子供と向き合う。児童文学グループ「いたどり」結成
デビュー作「いやいやえん」 「ぐりとぐら」「ももいろのきりん」「そらいろのたね」など多くの作品を発表 エッセイ「本、こども、絵本」大和書房「絵本と私」福音館書店 など。
となりのトトロの「さんぽ」の作詞でも知られる

保育者の楽しみはこどもたちがよろこんでいるのをながめること。だから毎日どうやって子供と一緒に楽しもうかというこどで頭がいっぱいです。そうするとお話にも自然に食べることが出てきちゃうんですよ。

ちびくろさんぼのおはなしから、園長先生がホットケーキを子どもたちに焼いてくださったことがあり、それが子どもたちの心を満たした。 嬉しさの共有 それが発展してできたのがぐりとぐら

食べ物のない時代によんだお話のなかにでてくるたべものにたいするあこがれが、想像力を刺激した。
りんご饅頭、腸詰、肉汁 しらないものばかりで。 ヘンゼルとグレーテルには、お菓子の家、かえるの王様には金のお皿での食事・・・いまのような飽食の時代ならお話のアイデアはでてこなかったかもしれません。

ある園児 お母さんが熱を出していたら、おかあさんねててもだいじょうぶよわたしこれたべてるから,と、ぐりとぐらのカステラのページをひらいていた

子育てのコツは睡眠排泄食事。この3つがきちんとできていることで子育てはとても楽です。三つの時間を守ること。すると、子どもの健康状態も安定しますから自分の仕事もうまくいきますよ。

子育てにおいて食べさせることほど手ごたえのあることってないですよ。だからお母さんたちは是非楽しんで欲しいなと思います クーヨン2002年10月号より

ぐりとぐら
ぐりとぐらとすみれちゃん
おばさんのごちそう 五味太郎
はらぺこあおむし カール

なにをたべてきたの 岸田衿子文ながのひろかず絵 佼成出版社
あっちゃんあがつく みねよう原案 さいとうしのぶ作 リーブル
おやつのうた たかぎあさこ作 かみじょうたきこ絵
ピッツアぼうや スタイグ作 木坂涼訳セーラー出版

しろくまちゃんのほっとけーき わかやまけん作絵 こぐま社
もものきなしのきプラムのき Aアールバーグ作 Jアールバーグ絵
まよなかのだいどころ センダック作 冨山房
いっぱいやさいさん まどみちお 斉藤恭之絵 至光社

ラージャのカレー 偕成社
おりょうりとうさん フレーベル館
めぐろのさんま クレヨンハウス
からすのぱんやさん かこさとし 偕成社

おしゃべりなたまごやき てらむらてるお作 ちょうしんた絵 福音館書店
ぞうのたまごのたまごやき てらむらてるお作 ちょうしんた絵 福音館書店
あっぷるぱいをつくりましょりょこうもいっしょにしちゃいましょ ブライスマン作 角野栄子訳 BL出版
おおきなかぶ トルストイ作 内田莉沙子 訳
おだんごぱん ロシア民話 せたていじ訳 脇田和絵 福音館書店 21277