オクセンバリー

ヘレン・オクセンバリーは、1938年イギリスサフォーク州生まれの作家。幼少より絵の才能を認められ、美術学校に通い休暇には舞台芸術の会社で塗料を混ぜる手伝いなどをしていた、このことが影響して舞台美術を志す。衣装デザインを学び始めたが衣装デザインの先生に、あなたは舞台衣装デザインにむいていないといわれる。それは役者のキャラクターに興味を持ちすぎるためだという。そしてイラストレーションに専念することになる。成人して舞台美術のセットや背景を舞台、TV、映画などで制作していたが、やがてジョンバーニンガムと結婚、仕事場にちかいロンドンに住まいをもうけてイラストの仕事を文学の方面に向ける事になる。やがて子どもを出産してから自分でオリジナルの赤ちゃんの本をたくさん書いた。受賞多数。趣味はテニス (Walker books HP  
http://www.walker.co.uk/contributors/Helen-Oxenbury-3152.aspxより抜粋して訳しました)

0歳から読んで欲しい本は

はじめてのあかちゃんのほん 5冊 文化出版局

ともだち

あそび

したく

しごと

かぞく



はじめてのえほんシリーズ4冊

みる

きく

さわる

できる

いずれも厚紙で出来た本なので赤ちゃんでも扱い易くいっしょによみやすい。
おかあさんとおはなししながらいろんなよみかたができるはずである

海外では、おかいものとか、他にも色んな場面の赤ちゃんの本があるようだが、日本ではとりあえずこの9冊

もう少し大きくなったら読んで欲しい本としては

けーきがやけたら、ね   せなあいこ訳 評論社 its my birthdayの翻訳
お誕生日だからしたいこと(ケーキを作る)を叶える子どもの可愛い本

ジョンのたんじょうび ほるぷ出版
ジョンが誕生日会によんでくれました。お洒落してプレゼントを選んで出かけますが、だんだん気持ちが変化して行く女の子の様子がよく書かれています。

はたらきもののあひるどん せなあいこ訳 評論社 farmers duck の翻訳
なまけものの農場経営者に変わってよく働くアヒルのお陰で農場の生活は成り立っていたけれどあひるはくたくた。農場の動物が同情してとった行動は?

うちのぺっとはどらごん こやまなおこ 訳 徳間書店 
庭でドラゴンを飼い始めたらドラゴンはすくすく成長してとっても大きくなっちゃって!
ケートグリーナウェイ賞受賞

きょうはみんなでくまがりだ 山口文生 訳 評論社
we re going on a bear hunt! Michael Rosen が再話した古典だが、ローゼンのホームページに本の朗読紹介があるのでこの本の朗読をご覧下さい。雰囲気が伝わります。
すごいよ、4分30秒 http://www.michaelrosen.co.uk/videos.html#bear
熊を捕まえようと元気勇んで出かけた子どもたちはどうなったかな?
とにかく水彩の色が綺麗ですが、このストーリーをお父さんと家族とで演じてみるというのも盛り上がりますよ。

その他にも数点出版されています.


日本版では表紙の趣がずいぶん違うのですが、
alice in the wonderland  不思議の国のアリス  ケートグリーナウェイ


alice in the looking glass 鏡の国のアリス
ten little fingers ten little toes 10本の指と10ほんの足の指
その他にも多数あるので、洋書店でさがしてみてほしいです。