いとうひろし

1957年東京生まれ、代表作に「ルラルさんのにわ」ほか、絵ではオバケちゃんシリーズ(後述)など

このところ、おさるのシリーズを1年生に読んでみたいと思っています。

講談社の小学一年生からのどうわのシリーズ 「どうわがいっぱい」はひらがながよめるようになったこどもが、ひとりでよめるほんが続々出版されています。幾つかのキャラクターが人気を博して、続編が出ており、今日はいとうひろしさんがかく、おさるのほんをとりあげます。

おさるのシリーズは、小学生がフフフ、って笑いながら読みながら歩いていたりする、そういう気楽な童話です。

おさるのまいにち
 「ぼくはおさるです。みなみのしまにすんでいます。」というおさるさんは、童顔の手足の短くてしっぽが長いおさるさんで、仲間とのんびり毎日同じことをして暮らしています。ある日、かめさんが海の向こうから来てくれました。今度はどんな話をしてくれるかな?楽しみに海辺で出迎えますが・・・。

力のぬけるような、簡単な絵柄のおさるさん、とっても気楽に読めて、おさるさんの正直な所が大好きになってしまいます。おさるさんに特技とか無い所が、一年生の心にぴったりくるんですよね。で、お母さんの心もほんわかします。カラーページをこんな風に大胆に使うのは素敵!ものすごくこどもがびっくりします。

おさるシリーズは今の所以下の通り

1  おさるのまいにち

2  おさるはおさる

3  おさるがおよぐ

4  おさるになるひ

5  おさるのおうさま

6  おさるのはまべ

7  おさるのもり

8  おさるのやま

絵本で 2007年に3冊発行されている いずれも講談社
おさるのかくれんぼ
おさるのおいかけっこ
おさるのまねっこ

いとうひろしさんに関連して 

さて、いとうひろしさんは、松谷みよ子さんのオバケちゃんシリーズのオバケちゃんの本の絵を担当されています。NHKでオバケちゃんは取り上げられていたので、見た方もあると思います。いずれの主人公も、さほど実力が無い感じだけど、元気でくったくがなくて可愛いですね。

松谷みよ子いとうひろし絵オバケちゃんの本
1オバケちゃん
2オバケちゃん、ねこによろしく
3オバケちゃんとむわむわむう
4オバケちゃんとおこりんぼママ
5オバケちゃんといそがしおばさん
6オバケちゃんアカオニにあう
7オバケちゃん学校へ行く
8学校おばけのおひっこし