5年の図書の時間

5の1
チェンジング
吉富多美作 金の星社
勇者に憧れ自分を励ましながら自分の信じる道を進もう、行動しよう、と成長して行く少年と、その仲間たちのストーリー。
感想 主人公といじめっ子軍団の対決のところは、みんな行きを積めて聞いてくれたように思います。
料理の先生と主人公の会話はちょっと身近に感じられなかったように思います。是非、この本を子どもたちが借りて読んでくれることを期待します。(ご)

先生より 面白そうな本をご紹介してくださりありがとうございます。きっと何人かが借りるのではないかと思います。

5の2
魔法使いハウルと火の悪魔ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作、徳間書店

用意した演目は アンデルセン童話、さとうさとるの童話、アリソンアトリーの童話そして、ダイアナウィンジョーンズのハウルでした。(ダイアナさんは、JKローリングさんのように、イギリスで子どもたちに最も人気がある作家と言われています。魔法使いについての本がたくさん有ります)

先日本を寄付しに行ったときに先生が10分下さり、「魔法使いハウルと火の悪魔」を読ませていただきましたので、その続きを聞きたいといわれて、読むことになりました。ところが1月も前のことなので、内容を忘れてしまっている子も居り、1ページほどさかのぼって読みました。

読んでいるのは、4章のハウルの留守にソフィーが上がりこみ、カルシファーと取引をして翌朝朝食を作ろうとしているとハウルが帰ってくるところです。朝食の材料のベーコンや卵は城の台所の戸棚から出てきます。イギリスのこのファンタジーには冷蔵庫は出てきません。そこで、読後、昔のイギリスにも日本にも冷蔵庫がなかった話、冷蔵庫に入れなくてもベーコンや食料が保存できたこと(イギリスは南国では有りませんね)。そしてソフィーがここで使うフライパンはおそらく大変大きくて重たい鋳物のものだろうということをはなしました。(イギリスの料理本によく出てくるフライパンは鋳物でとっても同じ鉄でできており、とても重たいものです。それでぶたれたらどんな大男や鬼も死んでしまいそう)

このクラスは約30人、ハウルの映画を見たことのある人は半分、この本を持っているのは3人ですが、読んでみて丁度文章の理解力と興味があっているようで、また続きが聞きたいという様子でした。(な)