小学校の図書の時間2年

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ともだちや
内田麟太郎作 降矢なな絵 偕成社
ある日キツネは友達屋を始めました。一時間100円で自分自身の気持を我慢して頑張っていたけど…オオカミに会って本当の友達や友達と仲良くする事の良さを知る
感想 友達関係のはなしなので皆集中していたそれぞれが自分自身のことを思い返しながら聞いていた様 (シリーズ第一作)

バナナのはなし
伊沢尚子文及川憲治絵 かがくのとも9年4月号 福音館書店
ふだん、なにげなく食べているバナナの秘密とバナナの木の育ちをわかりやすい絵で紹介しています。バナナは子どもたちの大好物ですが、冷蔵庫に入れておくと黒くなってしまうのはなぜ? 皮に浮いてくる黒い点は? 皮をむくとついてくる細長い筋はなに?小さな株が成長し花が咲きたくさんの実をつける木の様子まで丁寧に描いている。

感想 バナナのことを初めて知る子どもが多いので興味深く聞いてくれた先生に、知らない事を教えていただきました。と言われる。

うちのおかあさん 谷口国博 文 村上康成イラスト 世界文化社

うちのお母さんはみんなに綺麗と言われます。から始まる本お母さんのいろんなエピソードを取り上げて母親の愛情や懸命さを伝える感想
楽しく笑って聞いてくれました(こ)
(他にうちのかぞく、うちのおばけ、がおなじペアで有り)

先生より 三冊も読んでいただき子どもたちは大喜びでした。「ともだちや」はシリーズだと思うので、ぜひ続きもクラスで読んであげたいなと思いました。「バナナのはなし」は、物語ではなかったのですが子どもたちは食い入るように見ていました。身近な物なのに、未知の育ちをしているところがよかったのかもしれません。「うちのおかあさん」は面白い話で、笑っていましたね。ありがとうございました。

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バムとケロのさむいあさ 島田ゆか作絵 文渓堂1996年
寒い寒い日に池に行って見たらアヒルが池に凍りついて動けなくなっていた。バムとケロはアヒルを助けて家に連れて帰り楽しい一日を過ごします。そして次の朝です。
色彩豊かなイラスト、主人公の表情が豊かなだけではなく、小物に至るまで神経が行き届いています。シリーズものである本のあの小物が別の本ではこんな所にある!などと子どもたちと丁寧に読んで楽しめます。

しずくのぼうけん
テルリコフスカ作 ブテンコ絵 うちだりさこ訳 福音館書店1969年
バケツからこぼれたしずくが蒸発したり雨になって旅をします。水の循環をわかり易く伝えたロングセラー絵本

二つの感想
はなしの展開に素直に反応して下さり嬉しかったです。(お)
先生より
バムとケロのさむいあさ の話が、とてもかわいくて気に入りました。子どもたちも大喜びで聞いていました。
しずくのぼうけん は、楽しいかわいいお話ですが、さりげなく理科の話でもあり、勉強になるなあと思いました。ありがとうございます。