絵本選びの参考書3

とうとう3日めである。今日も クレヨンハウス 絵本town読者のおすすめ絵本ガイド 2007年 1600円 クレヨンハウスの絵本通信販売 ブッククラブ絵本の本棚 25年の歴史からうまれたクレヨンハウス通信をまとめた本について メモを残そうと思います。つづき

ナンセンス、ユーモア絵本
長新太インタビュー
「こどもというのは生理的に漫画のような面白いものに興味があって、僕の場合それが今まで続いているんですね」

「自分の中に普通のひとじゃつまらないという意識があって、略大勢と一緒じゃつまらない」

「ナンセンスはひっくりかえし、とロシアのチェコフスキーというひとがいう 略 僕の場合アニミズムとユーモアをあわせたもので、(アニミズムというのはあらゆるものに生命が宿るという考え方です)自然やものに命が宿ると考えるとひとは優しくなります。環境問題の解決とか戦争をなくすというのに繋がると思う」

「大人はナンセンス絵本を理解しないという事がある。もっと教育的にとかいう。けれど、こどもにはそういう本も一つのジャンルとしてある、と理解してほしい」
(月刊クーヨン 2003年4月号)

長新太さんのナンセンスユーモア絵本
 きゃべつくん 文研 
 こんなことってあるかしら クレヨンハウス
 つきよのかいじゅう 佼成出版
 くもの日記ちょう ビリケン出版
 ごろごろにゃーん 福音館書店
 みんなびっくり こぐま社
 にゅーっするするする 福音館書店
 はんぶんたぬき こぐま社
 ちへいせんのみえるところ ビリケン出版
上記の本以外の紹介
ぼくのくれよん 長新太 講談社
きゃべつくん 長新太 文研 
こんなことってあるかしら クレヨンハウス マイクセイラー作 偕成社
たこのぼうやがついてきた  ダンヤッカリーノ作 小峰書店
11ぴきのねこ 馬場のぼる こぐま社
ルラルさんのにわ ポプラ社
ねえどれがいい ジョンバーニンガム 評論社
ぶたはともだち マークティーヴ作 徳間書店
ねずみくんのチョッキ なかえよしお うえののりこ絵 ポプラ社
ぼうし 瀬川康男 福音館書店
そら、にげろ 赤羽末吉 偕成社
変なお茶会 佐々木マキ 絵本館
ジャリ叔父さん大竹信朗 福音館書店
かえるのはなび 長新太 佼成出版
あくび 中川ひろたか 飯野和好絵 文溪堂
ぶきゃぶきゃぶー 内田麟太郎 竹内通雄 講談社
ぷかぷか 石井聖岳 ゴブリン書房
つきよのかいじゅう 長新太
かようびのよる デヴィッド ヴィーズナー作 当麻ゆか 訳 徳間書店
やっぱりおおかみ 佐々木マキ 福音館書店
りんごがズドーん多田ヒロシ 文研出版
うそつきのつき 内田鱗太郎 荒井良二絵 文溪堂
たわし 井上洋介 小学館


花と緑の絵本 で、松岡さん

松岡達英インタビュー 
「僕はずっと昆虫が好きで、小学生のときウォーレスの探検機を読み東南アジアの長の挿絵に刺激を受けて以来そういう昆虫を実際に見たいという気持ちになったのです」

「植物について特に勉強した訳ではないのですが、昆虫が食べるのは植物なので、植物を知らないと昆虫がとれない。そんな事もあって気づいたら、植物の事もわかっていたんですよ」

「ジャングルというのは自然の絵ねrぎーが満ちている場所なので、底に身を置くと、とてもいい気持ちになります。最初にジャングルに入ったときはあまりの心地よさに、自分がサルかなにかだとずっとここにいられるのに!と思いましたね」

「やはり実体験は大事です。こどもはやっぱり自然が好きですね。植物に限らず、何かに感動できるという事はとても大事で、これからのこどもたちは感動できるのかと心配するひとも多いけれども、自然の中に連れて行けば、人工物がいくら複雑で面白くあってきても、自然のほうにいくんじゃないかな?それくらい自然は面白い」

(月刊クーヨン2003年5月号より)

松岡さんの本
 野あそび図鑑   福音館書店
 草花とともだち  偕成社
 あまがえるりょこうしゃ 福音館書店
 ぴょーん   ポプラ社
 ジャングル  岩崎書店
 自然図鑑   福音館書店
 だんご博士の観察記  小学館

その他の花と緑の絵本

ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ 坪井郁美 林明子絵 ペンギン社
わたしのワンピース  にしまきかやこ こぐま社
道ばたの四季 おかべまきお 文 たかはしきよし 絵 福音館書店
はなをくんくん クラウス作 きじまはじめ訳 福音館書店
おおきなのはら ジョンラングスタッフ作 ヒョードルロジャンコフスキー絵 光村教育図書
木のうた イエラ・マリ作 ほるぷ出版
おおきなきがほしい さとうさとる 偕成社
木はいいなあ ユードリイ作 偕成社
森の絵本 長田弘 荒井良二絵 講談社
ようこそ森へ 村上康成 徳間書店
リディアのガーデニング サラ・スチュワート作 アスラン書房
マーヤの植物だより レーナ・アンデション作 小峰書店
花さき山 斎藤隆介 作 滝平二郎絵 岩崎書店
14ひきのあさごはん いわむらかずお作 童心社
14ひきのおつきみ
14ひきのひっこし
14ひきのせんたく
14ひきのやまい
14ひきのさむいふゆ
14ひきのぴくにっく
14ひきのかぼちゃ
14ひきのこもりうた
14ひきのあきまつり
14ひきのとんぼいけ 以上すべていわむらかずお、童心社
はなのすきなうしマンロー・リーフ作 ロバートローソン絵 岩波書店
雨、あめ ピーター・スピアー作 評論社
はちうえはぼくにまかせて ジーン・ジオノ作 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 ペンギン社
ゆきのひ エズラ・ジャック・キーツ 偕成社
小さな池 新宮晋 福音館書店
よあけ ユリーシュルヴィッツ 福音館書店
ちいさいおうち バージニア・リー・バートン 作 石井桃子 訳 福音館書店 1965年
かぜはどこへいくの シャーロットゾロトウ作 ハワード・ノッツ絵 松岡享子訳偕成社

からだのえほん 

かこさとしインタビュー
「私が体の絵本を書き始めた当時どういう訳かこどもの体の事を書いた本が余りなかったのです。それがいままでずっとつづいています。こどもというのは、まずいちばんみじかなじぶんのことをしりたいとおもっています。
例えばこどもに宇宙の事を話してもピンときませんけれどもこどもの背丈位のところを指差して底も空の一部分だと話す、それがずっと高くなったら宇宙だというとなんとかついてきてくれます。
そういうふうに、みぢかなところからだんだんと深い事を説明するほうがいい」

「娯楽というのは大人が作らなくてもこどもが自分の力で作るものです」

「たのしいだけではだめ、こういうじぶんのからだをしるほんもおとながそばにおいてやらねば」

「いらくのこどももかわいそうだけれど、にほんのこどももひどい状況にあるということです」


(月刊クーヨン2003年6月号)

加古里子 だるまちゃんとてんぐちゃん、からすのぱんやさん などで有名

人間 福音館書店
ぼくのははもうおとな フレーベル館
はははのはなし 福音館書店
あなたのおへそ 童心社
たべもののたび 童心社
あがりめさがりめだいじなめ 童心社 

はははのはなし かこさとし
せかいのこどもたちのはなしはがぬけたらどうするの セルビーピーラー作 フレーベル館
はがぬけた なかがわひろたか PHP研究所
わにさんどきっはいしゃさんどきっ 五味太郎 偕成社
たべもののたび かこさとし 童心社
でこちゃん つちだのぶこ作絵 PHP研究所
まあちゃんのながいかみ たかどのほうこ 福音館書店
ちのはなし 堀内誠一 福音館書店
あしにょきにょき 深見晴夫 岩崎書店
おっぱい みやにしたつや 鈴木出版
ある朝 ジジジャンボウはおったまげた ひらいたかこ作 絵本館
おへそまる 山崎朋絵 ビリケン出版

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