ネシャンサーガ

ラルフ・イーザウの書いた作品の中では、失われた博物館の記憶が人気はだんトツだと思う。
しかし、私はネシャン・サーガを推したい。
厚い単行本で三冊はおとなでも骨の折れる長さだけれど、三巻までくるとようやく伏線が急に水を得て伸び始めた蔓草のようにあちらこちらとつながっておおきな森となる。
文庫本も出ており、9冊に別れているので学校や職場で読むのにはぴったりだ