クリスマスのまえに3

大判小判がザックザク。
クリスマスの絵本は今買える物だけでも600冊ぐらいあるそうです。かきいれどきなんだな。さて、もう大丈夫かと思いきや、あれもこれもとりこぼしています。

21 くろうまブランキー
荷役馬として働いて来たブランキーも年を取って捨てられます。そこへひげの長いおじいさんが仕事を手伝うように言います。ブランキーは喜んで・・・
子どもにもすっとわかる人生の終わり。復刊された本なので、在庫の有るうちにお求め下さい。

22 まりーちゃんのクリスマス
まりーちゃんが、飼ってる羊と話しながら、いろいろと夢見ます。クリスマスが来たら?とわくわくする気持ちが温かく伝わって来ます。

23 グロースターの仕立て屋 ポター作
仕立て屋の仕事の細かさと実直さ。イラストにも非常に仕立ての仕事のきめ細かさが現れていてほんとうに豊かな気持ちになります。

24 くるみわり人形 センダック
やっぱり、これはよまないと。
絶版なので、図書館で借ります。

25 長い冬(えほんではありません)ローラインガルスワイルダー
秋の初め、20年に一度の長い冬がやって来るとインディアンの老人が警告してくれる。やがてひどい嵐がやって来て、吹雪で鉄道の線路が埋まり、来るはずの列車が止まってしまう。街の食料は枯渇し、人々は家に閉じ込められてしまう。昼夜なく続く吹雪で、水を組みに外に出る事も危険なほどだ。そんな中町の男たちは鉄道を開通させるために雪かきに出る。
お父さんのいないローラの家。無くなって行く食料。小麦粉もなくなり毎日黒いパンをすこしたべ、動物の世話も命がけ。どうやって年を越すのだろうか。

今日はアメリカはベテランズデー。私の祖母の誕生日。20で結婚し、すぐ技師として戦争に行った夫の帰りを待ちながら子どもを育ててたのに32で未亡人になった祖母。祖母の戦争とは、周りに意地悪されながら女手一つで子どものための食料を確保する苦労だったので、これを読むと祖母の昔語りを思い出す。