1202図書ボランティアの読み聞かせ記録1年

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クリスマスにほしいもの 星野はしる ひさかたチャイルド01年
森のはずれに住む子ぎつねは、サンタクロースが自分のねがいどおりのプレゼントを持ってきてくれるかが心配で夜中の森を見回る。その森の中でうさぎの子と出会い友達になる。物よりも心、という素敵なプレゼント

子どもたち皆が楽しみにしているクリスマスの話なのでとても関心が高かったです。もらうことに慣れている現代の子供に優しい気持ちを持ってほしいと思い、この本を読みました。


きらきら 谷川俊太郎、吉田六郎 アリス館08年
科学映画監督の吉田氏の雪の結晶の写真と谷川氏の詩による美しい本

写真が少し小さいのですが、子供たちにゆっくりぐるりと回して見せながら、短い言葉の詩の響きを味わいました。たんとう(ま)

先生より
冬はクリスマスがあるから好き、と言っている子どもたちにとって、ウサギのためのくつしたを願うきつねはどう映ったかな。とても素敵なお話をありがとうございました。

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サンタクロースと小人たち マウリクンナス作 偕成社 1982年
サンタクロースと小人たちがクリスマスに向けて準備をする様子やクリスマス当日のお話

長い話だったのですがサンタクロースの話だということで楽しそうに聞いてくれました。
たんとう(き)

せんせいより 子どもたちが楽しそうな表情をして集中して聞いていました。どうもありがとうございました。

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世界に一つしかクリスマスツリーがなかったら 池谷剛一作絵 パロル舎

クリスマスツリーが世界に一つしかなかったとしたら?クリスマスのひが近づいて、大好きな贈り物を持った人たちが、ツリーに集まり、長い列を作っていました。ところがけんかを始めた人がいて、ツリーを燃やしてしまいます。なくなってしまったツリーの下に一人の女の子が残り、どうやってツリーを再生するかのお話です

きれいに飾っていたツリーが燃えてしまい黒焦げになったところで、こどもたちが、「えーどうなっちゃうの」とお話に入り込んで聞いてくれていてよかったです。

わすれられないおくりもの スーザンバーレイ 評論社

周りの動物たち皆から慕われていたアナグマが年を取って死んでしまいました。かけがえのない友達を失ってみんなはどうやって悲しみを乗り越えていくのかと言う話


お話を知っているとか本を持っている子どもたちもいましたが集中して聞いて頂けてよかったです
たんとう(う)
先生から 読み聞かせありがとうございます。子どもたちがとても嬉しそうに聞き入っていました。忘れられない贈り物は私も好きなお話なので教室で何度か読んだことがあります。だから、本当に嬉しそうに聞いていました。ありがとうございました。

ポイント知っている話を読んでもらうと安心してその世界に入ることが出来る。読んでいる、もっているからと言って細部まで鮮明に記憶しているというわけではないので怖気づくことはない。(続きを話したがるこどもには、「知っていてもいわないでね」と言えばよい