1202図書ボランティアの読み聞かせ記録3年

3の1
グリム童話や、すにっぴいとすなっぴい、へんなどうつぶ、など5、6冊と以下の本を並べて、多数決で読む本を決めました。(読めなくても表紙を見せておくことが大切な読書活動になります(きっかけ作り))

しごとをとりかえたおやじさん ヨーロッパの民話 福音館書店 こどものとも 2000年
文句ばかり言う親父さんは、夏の暑いのに家の外で牧草狩りの仕事はきつくて文句ばかり。家の中で働くおかみさんと交代しようと言う。そこで朝早くお上さんは野良に出て、おやじさんは家の中の仕事をさっさと済ませようとするが、何をしても失敗ばかりついには煙突からぶら下がってしまう。

子どもたちになじみのない農作業(牧草狩り、牛のえさやり、バター作り、地下室のビールたる)もたくさん出ましたが、頭の回転が速く、あーー!あああ!!と体感したかのように聞いてくれてよかったです。


まじょのすいぞくかん 佐々木マキ 福音館書店 こどものとも 2000年

森の中に散歩に行くといつの間にか立っていたふしぎないえ。そのいえにはいってみるとそこはふしぎなすいぞくかんでした。水槽の中から助けてくれー水の中から出してくれえー、とくぐもった声が聞こえるので、おんなのこといぬは、ついつい、手を出して助け出します。その魚たちは、実は動物だったのです。そして、いつの間にか女の子と犬も魔女に捕まってしまいます。

沢山の本の中から選んでもらったのですが僅差で2冊が残ったので2冊最後まで読もうと内心必死でした。このお話は低学年のときに読んであげた子もいたかもしれません。とても元気よいお子さんですが姿勢もよく、熱心に聞いて頂きありがたく思いました。ついつい、魔女の声や動物の声は低い声になってしまうのですが、子どもたちもしらけることなくさいごまでついてきてくれてよかったです。たんとう(な)

せんせいより
いつもありがとうございます。最近学級閉鎖も続き図書の時間が余り摂れずにいたのでとても楽しそうに聞いていました。
沢山の本を紹介して頂きありがとうございます。


3の2
しあわせの王子 ワイルド 作 いもとようこ絵 金の星社
宝石をちりばめた王子の銅像は、貧しい人の暮らしを見て涙を流します。南の国に帰るところだったツバメの助けを得て、宝石や緊迫を貧しい人に施しますが全てを失ったとき、みすぼらしい銅像として倒されます

しーんとしてきいていました。本当はどんな感想を持ったか聞いてみたいです

ふしぎなナイフ 中村牧 江林健造 福田孝義作 福音館書店 こどものとも傑作選

ふしぎなナイフが変化します
聞いていた知っている子どもが多かったので反応が素直でよくあがりました。

少し教室が寒くて声が出にくく、すみませんでした たんとう(こ)

せんせいより とてもいいお話でした。燕の気持ち王子様の気持ちを考えながら聞けるといいなあと思います。ナイフの本も楽しみながら聞いていましたね

3の3
(おはなしのろうそく)エパミナンダスより エパミナンダス 東京子ども図書館編 東京子ども図書館
エパミナンダスというおとこのこがいました。このこは毎日のようにおばさんのうちにおつかいにいきました。
そして帰りにお土産を頂くのですが、そのお土産の持ち帰り方を間違うので毎日お土産が台無しになります。とうとうお母さんは、じぶんでおつかいにいくことにするのですが、

子どもたちは、係りのお母さんのことをよく知っているので安心してお話を聞いていました。気兼ねなく笑ったり反応してくれましたのでみんなで楽しめたと思います。よかったです。たんとう(き)

せんせいより

普段国語の授業では読み聞かせをしてあげる時間がほとんどないので子ども達はとても喜んでいます。三組はみんな本が大好きです。みんなで一つの物語に入り込むことはとっても素晴らしいことだなあと思いました。ありがとうございました。