0217図書の時間

 絵本の読み聞かせのボランティアが朝早くから図書室に集まる。手がつめたくなって、かじかんで本がめくりにくいね、とひとりのお母さんがハンドクリームを出して刷り込んでいる。また別のお母さんは手をごしごしこすって温めている。子ども達は前日から今日の朝の図書の時間を楽しみにまってくれているのだ。

係りのお母さんたちが、図書室にコートを置いて、エプロンをつけたり紙芝居や大きな本を持って各クラスにちらばっていく。3学期にもなると子どもたちの聞く力が強くなっているので、絵本でなければならないということはなく、物語や長編の一節でも十分楽しんでくれる。

ベテランのお母さんから薦められた本
佐野洋子 (1938年、北京生まれの画家、絵本作家 2004年小林秀夫賞 2008年ガン告白)

おぼえていろよ大きな木 佐野洋子

おれはねこだぜ 佐野洋子

だってだってのおばあさん 佐野洋子

短いけれど子どもたちの興味を引く本 

くだものなんだ きくち かつ 果物の断面を示してあてっこできる本

くだもの   ひらやまようこ 果物の色々をおいしそうに見せる本

やさいのおなか きうち かつ 野菜の断面を示してあてっこできる本

やさい ひらやまようこ    野菜の色々をおいしそうに見せる本

絶版の本について
手に入れるのは難しいが、図書館に沢山あるのでみんなで借りてどんどん読んでいこう。絶版の本の中にもいいものが沢山ある。本を借りることでその本が捨てられないで守られる。

もものきのほん、もも太郎のももはどこから来るのかを考えて作られた本。(絶版)